【話題】カーシェアのウインド・カー、札幌地裁に自己破産を申し立て

東京都町田市の委託を受け、1月から電気自動車(EV)を使ったカーシェアリング(車の共同利用)をしているウインド・カー(本社・札幌市)が22日に札幌地裁に自己破産を申し立てたため、町田市では現在、EVの予約や使用ができなくなっている。福生市も1月からEV2台と電気自転車35台の共同利用をウインド・カーに委託することを決めていたため、急きょ、別の業者選定を進めている。町田市は1月30日から、来年3月31日までの予定で、2台のEVを使い、公募した市民60人と共同利用の実験をしていた。同市のホームページには「現在、運営会社の都合により、電気自動車の予約・貸出(かしだし)を中止しております」と赤字で書いている。担当の市環境総務課では「(3月末までという実験の)残存期間から、中止せざるを得ないと考えている。ただ、EV共同利用のデータは12月までに十分収集できていて、検証できる」と話している。

電気自動車の共同利用、委託先破産で中止 東京・町田市(朝日com)

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