フォルクスワーゲンは、次世代バンのコンセプトカー“eT!”を公開した。同車は次世代の商用車をイメージしてつくられたコンセプトカーだ。フォルクスワーゲンの研究部門ではドイツの郵便局や大学(ユニバーシティ・オブ・アート)と共同で将来のモビリティについての研究を行っており、そこでの宅配や物流に関する研究成果がこの“eT!”に活かされているという。パワートレインは、電気駆動システムを採用する。詳細は明かされていないものの、インホイールモーター方式を採用することで、室内スペースはその大部分が荷室積載用に割り当てられている。またコンセプトカーは自動運転機能を備えており、配達者を追従しながら走行する“フォロー・トゥ・ミー”機能や、無人で配達者のもとに行く“カム・トゥ・ミー”機能など、配達業務をアシストする先進技術を搭載している。
【新技術】VW、次世代バンのコンセプトカー“eT!”を公開
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