住友電気工業は、アルミニウム多孔体「アルミセルメット」を開発した。大阪製作所(大阪市此花区島屋)にミニラインを導入し、量産に向けて開発する。セルメットは、ニッケルやニッケルクロム合金の金属多孔体で、その製造方法は、発泡樹脂に導電処理を行った後ニッケルめっきを行い、その後熱処理により発泡樹脂を除去する。特長は、金属不織布、発泡金属などの他の金属多孔体には無い大きな気孔率を持ち、三次元網目状の連通構造で目詰まりが無く、空孔が球状となっていること。また、切断やプレスなどにより、容易に様々な形状に加工することができる。
【新技術・電池】住友電工、Li電池容量3倍のアルミニウム多孔体を開発
- 【企業・海外】グリーンビジネスが、業界の構図を根底から覆す!
- 【話題】日産リーフ・レーシング、英グッドウッドでデモ走行