自動車部品大手の米ジョンソンコントロールズ(JCI)は現地時間の18日、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などに搭載されるリチウムイオン電池を開発・製造する合弁契約の解消を求め、パートナーである仏電池大手サフト(Saft)を提訴したと明らかにした。両社は2006年に合弁会社のジョンソンコントロールズ・サフトを設立。米ミシガン州ホランドなどに工場を保有する。最近ではフォードや北京汽車からEV向けバッテリーの開発・納入契約を受注するなど順調に実績を積み上げている最中だった。ジョンソンは合弁会社が獲得してきた顧客との契約については、今後も有効であり訴訟の影響は受けないとしており、引き続き合弁会社での事業を継続するとしている。
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