フォルクスワーゲングループは6日、オーストリア・ウィーンで開かれた国際自動車シンポジウムおいて、2013〜14年をメドに、プラグインハイブリッド車(PHV)の生産を開始すると発表した。PHVは、各社が実用化に向けた開発に取り組んでいるが、フォルクスワーゲンも例外ではない。同社は2008年、『ゴルフ』をベースにしたPHV実験車、『ゴルフ・ツインドライブ』を発表。ドイツでの実証実験を進めてきた。フォルクスワーゲングループを率いるマルティン・ヴィンターコルン会長は、「中期的に見て、PHVは大きな可能性を持っている。内燃機関とモーターの長所を、1台にまとめることができるからだ」と、その理由を説明している。
【企業・海外】VW、PHV実用化に向け開発
- 【新製品】IRジャパン、車載用パワーMOSFETのチップ・セットを発売
- 【話題・提言】『誰が電気自動車を殺したか?』の続編、監督大いに語る