【話題・自動運転】掛川で自動運転実験スタート 記者試乗、スムーズ走行に驚き

静岡県などは1日、掛川市中心部の公道で自動運転の実証実験を始めた。公共交通の運転手不足や高齢者の移動支援など地域課題を解決するための有効な手段と位置付け、実用化に向けた可能性を探る。2~7日は一般客の体験乗車も予定する。実験区間はJR掛川駅北口から掛川城までの約1キロで、定員8人の車両を走らせる。市役所に遠隔コントロールセンターを設置し、車両に搭載したカメラ映像を通じて運行状況をリアルタイムで監視する。東急や名古屋大、掛川タクシーなどの協力を得た。運転手が乗車するが、路上駐車の車両を追い抜く場合などを除いてハンドルは操作しない。県の3次元点群データを活用したデジタル地図と、車両に設置したレーザーレーダーのデータを照合し、周囲の障害物を感知しながら走る。今回の実験は5段階の自動運転レベルのうち、運転手が緊急時に回避運転などをする下から2番目の「レベル2」相当の走行となる。周囲の確認が難しいとされる夜間時間帯にも実験を行う。

掛川で自動運転実験スタート 記者試乗、スムーズ走行に驚き(静岡新聞)

 

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