【話題・超小型EV】自然に優しい車で散策を 相模原市が超小型EVを無料貸し出し 藤野地区で実証実験

緑豊かな中山間地域の観光に超小型電気自動車(EV)を活用するため、相模原市は市内の藤野地区に2台のEV=写真、市提供=を導入し、無料で貸し出す実証実験をしている。11月末まで行い、本格導入に向けた検討をする。市の担当者は「人にも自然にも優しい超小型EVで散策してほしい」と話す(村松権主麿)。藤野地区は市北西部にあり、山梨県に隣接。陣馬山(855メートル)や相模川などの自然に恵まれ、温泉もある。市は7月、地域活性化のため、JR中央線藤野駅近くにテレワーク拠点「森のイノベーションラボFUJINO」(愛称・森ラボ)を開設した。今月始まった実験は、市民以外も使える森ラボの利用者が主なターゲットだ。使われる超小型EVは日産自動車の「日産ニューモビリティコンセプト」で、前後2人乗り。販売はされておらず、国土交通省から運行範囲などの認定を受けた車両を使い、各地で移動手段としての実証実験が行われている。約4時間でフル充電でき、航続距離は約100キロ。

自然に優しい車で散策を 相模原市が超小型EVを無料貸し出し 藤野地区で実証実験(東京新聞)

 

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