【施策】2030年度にエネルギー密度2倍以上、次世代蓄電池開発計画を策定 経産省

経済産業省は8月3日、グリーンイノベーション基金事業として実施する「次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定したと発表した。電動車の蓄電池の研究開発目標は2030年にパックでの体積エネルギー密度が現行の2倍以上となる700~800Wh/L以上の蓄電池(高容量系)、2030年にパックでの出力密度が 2000~2500W/kg以上で体積エネルギー密度が200~300Wh/L以上の蓄電池(高入出力系)。これを実用化するための要素技術・生産技術を確立する。コストでは液系リチウムイオン電池で2030年までの早期に蓄電池パック価格1万円/kWh水準を目指す。また、コバルト、黒鉛などの特定国依存度の高い材料の使用量を低減することを可能とする材料技術、材料製造時の温室効果ガスを大幅に低減する生産技術の開発を目指す。

2030年度にエネルギー密度2倍以上、次世代蓄電池開発計画を策定 経産省(レスポンス)

 

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