メルセデス・ベンツ傘下のコンパクトカー・ブランドであるスマートは、今年で誕生20周年を迎えた。1998年秋、初代モデルの「シティクーペ」が発売。同車は、スイスの時計メーカー「スウォッチ」とダイムラー・ベンツ（当時）がパートナーシップを組んでデザインしたコンセプトをベースとしていた。この20年の間に、スマートは車高の低いロードスターや三菱のコンパクトカー「コルト」とプラットフォームを共有する4ドアの「フォーフォー」などさまざまなモデルを送り出してきたが、スマートが常に中核としているのは、背が高くて全長が短いシティカーだ。まもなく開幕するパリ・モーターショーで公開予定の新コンセプト「Forease（フォーイーズ）」は、伝統的なスマートらしい外観を保ちつつ、次の10年に向けてスタイルが刷新されている。
スマート、屋根のない電気自動車「Forease（フォーイーズ）」をパリ・モーターショーに出展（auto blog）