【企業】トヨタ、「第3の創業」できるか

自動運転、車のシェアリング、通信でつながるコネクテッドカー、電気自動車といった大変革が世界の自動車業界に迫る。自動運転の開発を加速する米グーグル、ライドシェアの米ウーバーテクノロジーズなどが消費者と接点を増やし、車の仕様や価格設定の主導権を奪う可能性がある。トヨタの豊田章男社長は「競争相手とルールが大きく変わろうとしている。建設的破壊と前例無視が必要だ」と話す。2016年に「クルマの枠を超え自由に挑んでほしい」とギル・プラット氏が率いるTRIに最大限の権限を与え5年で10億ドルの開発費を託した。研究者は当初計画を3割上回る190人に増えた。3月にはスタンフォード大に近く、1500人を収容できる建物に移った。1階をベンチャーが集う空間にする。

トヨタ、「第3の創業」できるか(日本経済新聞)

 

 

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