【地方自治】次世代車のEVやFCV、自治体が先行導入

次世代車、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の導入を道内自治体が進めている。釧路市は寒冷地仕様EV「ネイクル」導入を検討中で、室蘭市はトヨタ自動車のFCV「ミライ」に続いてホンダ製のFCVを導入した。1人あたりのエネルギー消費量が多い北海道では自治体の環境関連技術への関心が高い。ただ普及にはなお課題が多く、民間の動きは鈍い。ネイクルは道内中小企業8社や中小企業基盤整備機構北海道本部でつくるプロジェクトチームが開発。チームは22~23日、釧路市職員らの立ち会いのもと市内をデモ走行した。現時点ではフル充電しても走行距離が25キロメートル程度と行動範囲は限られるが、釧路市は環境対策のほか、阿寒湖畔や釧路市動物園を訪れる観光客の足としてネイクルを活用できないか模索する。

次世代車のEVやFCV、自治体が先行導入(日本経済新聞)

 

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