【市場・電池】チャイナ・モリブデン、コバルト事業参入

チャイナ・モリブデン(洛陽欒川鉬業集団、CMOC)は電気自動車の将来性を見越し、コンゴ民主共和国(旧ザイール)にあるコバルト資産を買収する計画だ。米フリーポート・マクモランは9日、コンゴのテンケ・フングルメ銅・コバルト鉱山の支配的権益を26億5000万ドル(約2880億円)でCMOCに売却することで合意した。CMOCはフリーポートが保有する別のコバルト資産の権益買収についても協議中。今回の買収により、充電池に使用される特殊金属の一つであるコバルトにチャイナ・モリブデンは参入することになる。米テスラ・モーターズなどが製造する電気自動車を選好し、風力や太陽光が不足する際に備えて再生可能エネルギーの貯蔵に関心を寄せる消費者が増えるにつれ、電池の市場は拡大している。

チャイナ・モリブデン、コバルト事業参入-テスラなど電池需要見越し(ブルームバーグ)

 

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