【話題】フランクフルト・ショーに見る電気駆動車の未来

モーターショーの華と言えば、やはりコンセプトカーだろう。クルマ好きをワクワクさせるようなスタイリングはもちろん、われわれメディアにとっても時代の先を読むという点において、各メーカーがどのような方向に向かっているのか理解しやすいのである。その点で今回のショーではポルシェが用意した隠し球は我々を驚かせてくれた。コンセプトカー「ミッションE」は、アウディのお株を奪うような流麗な4シーターサルーンの姿を持ったポルシェ初のEV(電気自動車)である。2つのモーターで前後輪を駆動する4WDは、最高出力は600ps超、0-100km/hは3.5秒をきるという。まさにスーパーEVと呼ぶにふさわしい内容である。当然このコンセプトEVのターゲットはアウディではなく、アメリカのベンチャーEVメーカー“テスラ”である。

フランクフルト・モーターショーに見る電気駆動の未来(オートックワン)

 

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