【話題・新技術】東京海洋大、ハイブリッド型電池推進船

東京オリンピック・パラリンピックに向け、観光や移動手段として水上交通の需要が高まっています。20日、東京海洋大学はハイブリッド型電池推進船「らいちょうN」の試乗会を開きました。電気自動車5台分のバッテリーを搭載し、2つのモーターで推進します。ディーゼルエンジンの船に比べて、騒音が少なく排気ガスが出ないのが特徴です。電気自動車の技術を活用して開発しました。3時間の充電で約2時間のクルーズ5回分をまかなえます。また、湾内を運航する船の情報を把握し、安全で効率のよい運航に生かすナビゲートシステムの開発も進めています。次世代船の活用を支えるインフラ整備も進んでいます。東京都は、羽田空港の西側にある海老取川の川底を、3mまで掘り下げる予定です。これまでは小型船などしか通れませんでしたが、より大型の船も通れるようにし、羽田空港と都心部を結ぶ観光ルートとしての活用を見込みます。

次世代の船を開発せよ!(WBSニュース)

 

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