米フォード・モーターは５月２８日、電気自動車（ＥＶ）技術関連の特許ポートフォリオを競合他社も含めて有償開放すると発表した。ＥＶ業界全体の研究・開発を促進することを目的としている。フォードは、ＥＶ技術関連で既に６５０件を超す特許を保有、約１０００件が出願中となっており、昨年は、同分野の特許出願が４００件以上で、同社全体の特許出願の２０％を超したとしている。フォードは、「私達の研究を他の企業と共有することによって、私達は、ＥＶの技術の進歩を促進し、いっそうよい製品をユーザーに提供できる。」とコメントしている。
米フォード、ＥＶ関連特許の有償開放を発表、競合他社も含めて（知財情報局）