【インフラ】日産など、急速充電器の設置加速

新車販売全体のおよそ1%にとどまっている電気自動車の普及を目指して、販売しているメーカーなどは、短時間で充電ができる「急速充電器」の設置を加速させています。電気自動車は平成21年から日本での販売が本格的に始まりましたが、昨年度1年間の販売台数は新車販売全体の0.9%にとどまっています。このため販売しているメーカーは、普及を目指して短時間に多くの充電ができる「急速充電器」の設置を加速させています。具体的には、「日産自動車」がことし3月末までに各地の販売店に350基の急速充電器を新たに設置するほか、「三菱自動車工業」も80基余りを新設することにしています。また、この2社に加えて「トヨタ自動車」と「ホンダ」の4社が共同出資して設立された会社は、今年度の1年間に高速道路のサービスエリアなどにおよそ2500基を設置して、普及を後押しすることにしています。業界団体によりますと、全国に設置される急速充電器は、ことし3月末には6000基に上ると見込まれています。
電気自動車普及へ 急速充電器の設置加速(NHK)

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