車いすに座ったまま乗り込み、運転できる小型電気自動車「Kenguru」の予約が2月8日(現地時間)、米国でスタートした。12~18カ月中に米国で生産を開始するという。Kenguruは、リアハッチから車いすごと乗り込み、手だけで運転できる小型自動車。一般車でも車いすの利用者が運転できるようにカスタマイズすることは可能だが、車いすからの乗降には介助が必要。Kenguruは1人で乗降できる。時速25マイル(約40キロ)までしか出ないLSV(low-speed vehicle)なので高速道路は走れないが、近所への買い物や通勤ができる。1回の充電で約72キロ走行できる。
【新技術・話題】米国で予約開始、車いすのまま運転できる車「Kenguru」
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