【話題】五島市と新上五島町、EV推進に貢献した都市に

電気自動車(EV)と高度道路交通システム(ITS)を活用した「未来型ドライブ観光」の普及に取り組む五島市と新上五島町が、スペイン・バルセロナ市で開かれた世界電気自動車協会(WEVA)のシンポジウムで、EVの推進に貢献した都市に贈られる「E―Visionary Award」を受賞した。五島市と新上五島町は、県が進める「長崎EV&ITS(エビッツ)プロジェクト」の中で、EV社会の実現に向けたハード面の整備などを進めている。現在、両市町にはEVが計約140台配備され、2010年3月以降、EVレンタカーの利用者は延べ約7万7000人に上る。昨年10月にはEVレンタカーのカーナビとITSを連動させて観光情報を受信するシステムも導入した。シンポジウムは今回で27回目で、58か国から約4000人が出席した。両市町の取り組みは、ITSとEVを融合させたシステムを構築させたなどとして高く評価されたという。

EV推進国際シンポで賞(読売新聞)

 

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