富士経済は、２０１２年７月から９月にかけ、電気や水、交通システム、公共サービスなど、あらゆるインフラを統合的に管理し、最適化を実現した次世代の環境配慮型地域社会”スマートコミュニティ”の関連市場を調査した。その結果を報告書「スマートコミュニティ関連技術・市場の現状と将来展望 ２０１２ No．１、２」にまとめた。No．１の”エネルギー編”では、スマートコミュニティに関連したクリーンエネルギー、電力貯蔵、系統・受配電・インフラ関連、構成要素技術、エネルギーマネジメントといった５領域の市場を調査するとともに、それら５領域に関連した各国／地域における取組みを分析した。No．２の”水・交通・インフラ、スマートシティ編”では、スマートコミュニティに関連したスマートウォーター（水）、次世代交通・インフラ、ITSといった３領域の市場を調査するとともに、それら３領域に関連した各国／地域における取組みを分析した。また、国内５０のスマートシティの事例を分析した。