日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ。同ブランドが3月のジュネーブモーターショー12で初公開したEVスポーツコンセプトカー、『エマージ』に関して、興味深い情報がもたらされた。これは米国の自動車メディア、『CAR AND DRIVER』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「エマージのベースは、ロータス『エヴォーラ』だった」と伝えたのだ。エマージは、「Inspired Performance」をブランドスローガンに掲げるインフィニティが、未来のミッドシップスポーツカーを最新技術で表現したコンセプトカー。そのハイライトは、発電専用エンジンを備えたレンジエクステンダー(航続距離延長)EVという点だ。エマージは基本的にモーターのみで走行するEVで、2個のモーターは最大出力402psを発生。0-96km/h加速は4秒という、スーパーカー並みのパフォーマンスを実現する。また、EVモードでの最大航続可能距離は約48kmとしている。
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