元F1デザイナーのGordon Murray氏が率いるGordon Murray Design社は2011年6月29日、全長2.5mの3人乗り電気自動車(EV)「T.27」を公開した。同車は昨年公開したガソリンエンジン車…
【新技術】IHI、米WiTricityと共同でMITの共鳴方式非接触給電に着手
電力を非接触で送れる距離や、送電可能な電力、効率、使い勝手といったさまざまな観点で、これが最も適した方法だ――。IHIは、「共鳴方式」と呼ぶ手法を採用し、非接触で電力を供給する給電システムの開発を進めると発表した。米国に…
【新技術・新製品】ZMP、次世代機能の電池関連計測用センサを開発
ゼットエムピーは6月29日、電気自動車(EV)・電池関連の計測用センサ『e-nuvo ポジション-Z』を同日から発売開始した。新しいセンサは、GPSと気圧センサを搭載し、GPSからの緯度経度・高度に加えて、気圧センサによ…
【新技術・電池】住友電工、Li電池容量3倍のアルミニウム多孔体を開発
住友電気工業は、アルミニウム多孔体「アルミセルメット」を開発した。大阪製作所(大阪市此花区島屋)にミニラインを導入し、量産に向けて開発する。セルメットは、ニッケルやニッケルクロム合金の金属多孔体で、その製造方法は、発泡樹…
【提言・新技術】次世代モーターの進化を探る
自動車や建設機械、自動二輪車、自転車など多様な移動体にモーターが搭載され始めている。電気を使って動かすモーターは内燃機関より効率がいい上、回生エネルギーを回収できるからだ。しかし、こうしたモーターでは従来型モーターよりも…
【新技術】日本精工、3分の1の低騒音化を実現した「静音ニードル軸受」
日本精工は6月24日、従来と比べて3分の1の低騒音化を実現した「静音ニードル軸受」を開発した。電気自動車(EV)やハイブリッドカー(HV)など、モーターでの走行により車室内が静かなクルマに搭載される電装部品向けに適した製…
【新技術・電池・海外】中国企業がリチウムイオン電池材料を大量生産する新製法
成都黄銘〓(〓は金へんに里)動力科技有限公司が、ナノ技術を用いた3000t級のリン酸鉄リチウム工場の火入れ式を行った。同社はリチウムイオン電池の正(プラス)極材料であるリン酸鉄リチウムの新製法を開発。コストを20%以上削…
【新技術】レンジエクステンダEVなら少気筒でOK
電気自動車(EV)が、その航続距離を延長するために搭載する発電機用の小型エンジン、いわゆるレンジエクステンダでも少気筒化が進んでいる。本連載の最終回となる今回は、レンジエクステンダを巡る技術の最前線について解説する。 電…
【新技術・海外】韓国電気研究院、わずか14分の急速充電器を開発
電気自動車をわずか14分で充電できる急速充電器が韓国で開発された。所要時間は従来の約3分の2だ。韓国電気研究院は22日、電気推進研究センターのイム・グンヒ博士が韓国企業のKODIS、PSTEC、パワーロジックスと共同で、…
【新技術】金沢大准教授が振動発電の進化形を開発
金沢大学准教授の上野敏幸氏は、2Wと大きな発電量が得られる振動発電機を開発した。発電機の外形寸法は長さ250mm×幅20mm×高さ20mmと小さい。発電の原理に、応力を加えることで磁化が変化する逆磁歪効果を利用する。自動…