国の成長戦略を議論する未来投資会議において、2020年度策定の成長戦略に基づく「成長戦略フォローアップ案」が示され、閣議決定された。モビリティ分野では6つのKPI(成果目標)が掲げられており、目標達成に向けた官民の取り組みに大きな期待が寄せられるところだ。今回はこの以下の6つのKPIをクローズアップし、その中身とともに取り組み状況などを解説していく。
- 2022年度目途での鉄道廃線跡等における遠隔監視のみの自動運転移動サービスが開始
- 2025年目途に、高速道路上でレベル4の自動運転が実現
- 2030年までに、地域限定型の無人自動運転移動サービスが全国100か所以上で展開
- 2030年に、安全運転支援装置・システムが、国内販売新車に全車標準装備、ストックベースでもほぼ全車に普及
- 2022年度を目途に、ドローンの有人地帯での目視外飛行による荷物配送などのサービスを実現
- 2023年に、「空飛ぶクルマ」の事業を開始
モビリティ分野、政府が設定した6つのKPI 自動運転、空飛ぶクルマ、ドローン…(自動運転ラボ)