【企業・自動運転】ソニーとパナソニック、自動運転に価格破壊

クルマの門外漢に近いソニーが、自動運転車の開発に挑む。「iPhone」の登場で実現した生活の革新が再び始まると見越すからだ。ソニーにとって自動運転車は、ディスプレーとスピーカーを備えた“走るスマホ”に映る。クルマは映像コンテンツの配信先の1つになる。事業モデルはスマホと同じ。無料と有料を組み合わせた「フリーミアム」を持ち込む構想を描く。“移動”は無料で、有料になるのは車内で過ごす“体験”だ。「移動フリー」の布石になり得るのが、“スマホカー”の実験で試す遠隔運転である。自動運転の“頭脳”が、端末側から遠隔側に移る契機になる。端末側の車両の装備を省いて、価格破壊を引き起こせる可能性がある。遠隔側の「クラウド」で大半の機能を実現するスマホと似たイメージだ。

ソニーとパナソニック、自動運転に価格破壊(日経XTECH)

 

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