インドの自動車大手タタ・モーターズは、電気自動車（ＥＶ）のラインアップを拡充する方針だ。エコノミック・タイムズ（電子版）が16日に伝えた。タタはこれまでに、小型セダン「ティゴール」と小型ハッチバック「ティアゴ」の２車種についてＥＶを開発している。同社のギュンター・ブチェック社長は、今年半ばに発売予定の新型ハッチバック「アルトロズ」と、３月にコンセプトカーとして発表したばかりの小型スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「Ｈ２Ｘ」の２モデルでもＥＶを発売する意向を明らかにした。タタは現在、主にレンタカーやタクシー会社などのフリート向けにＥＶを販売しており、省エネルギー事業を展開する公営企業エナジー・エフィシェンシー・サービシズ（ＥＥＳＬ）やレンタカー大手ズームカーなどに車両を供給している。
タタ自、電気自動車のラインアップを拡充へ（NNA ASIA）