【話題・自動運転】ハンドルさばき上々 前橋で自動運転バス実験

ハンドルがひとりでに回り、自動で走ったり止まったりする―。将来の自動運転実現を目指し、群馬県前橋市で14日、自動運転技術を導入したバスに一般客を乗せて運行する全国初の実証実験が始まった。安全は? 乗り心地は? さまざまな「?」を確かめようと、JR前橋駅前でバスを待った。午前10時半。目当てのバスがやって来た。運行区間は上毛電鉄前橋中央駅までの約1キロ。途中には信号はもちろん、交通量の多い五差路や坂もある。車内に乗り込むと、運転席のハンドル横に備わったタッチパネルが目に入った。発車してまもなく、運転手がパネルを操作。「自動運転を開始します」と音声が流れ、いよいよ自動走行のスタートだ。バスは時速15~20キロでゆったり走る。「赤信号を検知しました」「周囲の安全を確認してください」。車体の上部に搭載されたセンサーなどを通して確認された情報が案内され、運転手がパネルを操作しながらバスは止まったり、動いたりした。

ハンドルさばき上々 前橋で自動運転バス実験(上毛新聞)

 

Tagged on: ,