【提言】クルマのコモディティ化と衝突安全

ここのところ繰り返し書いているテーマの1つが、「クルマはコモディティ化していく」という安易な理解への反論である。今回は衝突安全の面からこの話をしていきたい。「電気自動車が主流になると、複雑なノウハウの塊であるエンジンがい…

【提言】ガソリン車、存続の危機…エンジン部品メーカー、生産撤退始まる

住友化学は欧州でのディーゼル排ガス浄化装置の中核的な部品であるDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)事業から撤退する。フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題の発覚などでディーゼル車への逆風が…

【市場】EVの比率、35年に最大25%に 三菱UFJ試算

三菱東京UFJ銀行は19日、2035年に自動車世界販売台数の最大25%程度が電気自動車(EV)になるとの試算を公表した。トヨタ自動車が開発を急ぐ全固体電池が実用化し、車載電池の価格が大幅に下がることなどが前提だ。同行はE…

【話題・企業】トヨタ、3000億円投じ新試験場 電動車大量開発に備え

トヨタ自動車は次世代環境車の拡充に向けた大型の研究開発拠点を愛知県内に設ける。トヨタはハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの電動車では全方位の開発を進めており、2030年までに年間550万台以上売る目標を掲げる…

【話題・自動運転】群馬大、三井住友銀と自動運転技術で連携協定

群馬大学は16日、三井住友銀行と自動運転技術に関する産学連携協定を結んだと発表した。自動運転を活用した地域サービスの開発や、同サービスの全国展開に共同で取り組む。三井住友銀は同大の自動運転研究に参加したい取引先を紹介する…

【提言・自動運転】「EVの時代」が到来する前に、まだまだ「内燃機関」は進化する

世界各国が数年以内に内燃機関を使ったクルマの販売禁止に動くなど、自動車産業がガソリン車から電気自動車(EV)への移行を目指しているように見える。しかし、その裏で内燃機関もどんどん進化を続けているようだ。アルゴンヌ国立研究…

【提言・自動運転】自動運転は悪天候にどこまで耐えうるか

自動運転技術の研究が進んでいる。大手自動車メーカーなどが巨額の費用を投じて研究開発しており、人による運転が不要な完全自動走行車が2020年代にも登場する見通しだ。自動運転を実現するには、悪天候でも正しく道路状況や歩行者な…