走行中に排ガスを出さない電気自動車(EV)が、急速に存在感を高めている。大気汚染を改善し地球温暖化を防ぐ狙いがあり、この流れは止まらないだろう。英国とフランスは2040年までに石油を燃料とする車の販売を終える方針で、EV…
【提言】欧州の「EV待望論」をどう読むか
欧州でEV(電気自動車)が注目されている。世論の流れは「EV歓迎」「出て行けディーゼル」である。VW(フォルクスワーゲン)による排ガス偽装問題発覚以降、冷静さを欠いた感情論がはびこり、ついに自動車メーカー側も「脱内燃機関…
【新技術】これからの電気自動車は「ブレーキペダル不要」に
従来の自動車から電気自動車(EV)への乗り換えは、多くの変化を伴う。日産が2017年内に発売するEVの新型「リーフ」は、アクセルペダルから足を離すだけで完全停止するようになる。ドライヴァーは将来、ブレーキペダルなしでの運…
【海外】独で60万人が雇用ピンチ 世界で進むEV化 部品点数2/3に
世界で急速に進む電気自動車(EV)へのシフトで、自動車大国ドイツが頭を悩ませている。エンジン車に比べEVの部品点数は三分の二になるといわれ、国内で六十万人の雇用に影響するとの試算があるからだ。急激なEVシフトは雇用不安に…
【話題】インフィニティ、1950年代に着想を得たレトロなEVレースカーの公開を予告!
インフィニティは、8月20日に米国カリフォルニア州で開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスで、レトロなレースカーを発表する。クラシックなオープンホイールのグランプリ・レースカーにモダンなデザイン要素とパワートレイ…
【企業】スズキやスバルにも参加要請へ トヨタのEV開発
トヨタ自動車は、マツダと共同で進める電気自動車(EV)の開発について、スバルなどの出資先や提携協議中のスズキに幅広く参加を要請していく方針だ。複数の関係者が明らかにした。世界各地で強まる環境規制を踏まえ、関係の深いメーカ…
【提言】フランス政府が選ぶ「自動車産業」はルノー? それともトヨタ?
今日のテーマはトヨタが『EV(電気自動車)』の開発を表明した背景です。これまで次世代エコカーの開発では『FCV(燃料電池自動車)』一筋でやってきたトヨタですが、ついにEVへ進出する背景の一つは、フランスやイギリスが204…
【提言】「究極エコカー」普及に大きな壁 EV主流で電気不足リスク
世界的に自動車の電動化に向けた動きが加速し、電気自動車(EV)が次世代エコカーの主流に躍り出ようとする中、二酸化炭素(CO2)を排出しない「究極のエコカー」の普及には大きな壁が立ちはだかっている。水素を燃料とする燃料電池…
【提言】世界的なEVシフトの中に潜むもっとも危険なこと
前回は、なぜEVが注目されているのか、そしてEVがどれほどエコなのかについて書いた。少なくとも日本ではEVがCO2削減に一定の貢献をすることは間違いないし、新型リーフやモデル3など、今後EVの選択肢が増えていくことも確実…
【電池・新技術】EV電池 走行距離2倍 GSユアサ、ガソリン車並みに
GSユアサは電気自動車(EV)が1回の充電で走れる距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも始める。現行の一部EVはフル充電でもガソリン車の半分程度の距離しか走れなかった。新型電池で走行距離をガソリン車に近づける。…