電気自動車(EV)の普及を阻む大きな要因が、航続距離の短さと車両価格の高さだ。この課題の解決策として期待される将来技術が、走行中のEVに無線で電力を伝送する走行中給電システムである。東京大学などの研究グループは2017年…
【企業・海外】ジャーマン3のEV戦略、VWグループCEO、「EV待ったなし」
高級車に強い“ジャーマン3”が、電気自動車(EV)の開発に力を注ぐ。3社はEVを前提とした新しいプラットフォーム(PF)を、2019~20年にそろって投入する計画だ(表)。EVを短距離用のニッチな車両と位置付ける日本メー…
【企業】ホンダ、EV専用車を開発 世界で販売へ
ホンダは8日、電気自動車(EV)専用の車種を開発すると発表した。プラグインハイブリッド車(PHV)と燃料電池車(FCV)に加え、EV開発にも力を入れる。安全技術では2025年をめどに一般道での自動運転技術を確立する。「先…
【市場】EV、世界で200万台販売 中国がシェアトップに
国際エネルギー機関(IEA)は7日、電気自動車(EV)などの世界累計販売台数が2016年に約200万台に達したと発表した。政府が環境規制を強化している中国の伸びが大きく、米国を抜いてEVの世界シェアトップに躍り出た。自動…
【企業】「命預かる機械」と説教5時間くらう 京都EV誕生秘話
電気自動車(EV)をはじめ次世代カー開発の競争が激しくなるなか、あえて高級スポーツカータイプにこだわる企業がある。京都発のEVベンチャー、GLM(京都市)だ。社長の小間裕康氏は起業家として一定の成功を収めた後、31歳で京…
【話題・海外】米パリ協定離脱、「官僚の反乱」の理由
米国でトランプ大統領に対する「官僚の反乱」が起きている。北京の中国大使館で代理大使を務めていたランク氏は地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」からの離脱表明に不満を表明し、辞任した。ランク氏は1990年に国務省入りし、アジ…
【新技術】クルマを高機能化する48V車、普及を加速するキラーとは?
欧州でシステム電圧48Vの自動車の市場投入が本格化し始めた。これに先駆けること実に約15年、2001年にトヨタ自動車はシステム電圧42Vを採用した「クラウン マイルドハイブリッド」を発売している。現在の48V車向け技術を…
【新製品】サーブ「9-3」が電気自動車として中国で復活!
ナショナルエレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)社は、2012年に買収したサーブを元にした電気自動車(EV)の開発を続けている。2015年には、サーブ「9-3」のプラットフォームをベースにしたEVを2017年…
【企業・海外】ドイツ大手3社の自動運転競争、知られざる舞台裏
高精度なデジタル地図を手掛けるヒア。同社を通じて“協調路線”を走るのが、アウディ、BMW、ダイムラーの独大手自動車メーカー3社である。その一方で、これらジャーマン3は自動運転車両の開発では激しく競い合う。協調と競争の使い…
【話題・未来】ルノーの未来形EV、最も美しいコンセプトカー賞を受賞
フランスの自動車大手、ルノーは6月2~4日、イタリアで開催された「Concorso d’Eleganza Villa d’Este」において、ルノー『トレゾア』が「最も美しいコンセプトカー」賞を受…