テスラモーターズは、2016年8月に発表した、モデルS P100Dの国内納車を開始した。価格(消費税込)は1623万8000円からで、2016年度CEV補助金の対象となる。モデルS P100Dは、100kWhのバッテリー…
【企業】電動車、主役はEVかPHVか
2020年から先を見据えた、クルマの電動パワートレーンの覇権争いが始まった。2016年9月末に開幕した「パリモーターショー2016」で、プラグインハイブリッド車(PHV)から主役の座を奪ったのは電気自動車(EV)だった。…
【提言・企業】見えてきた各社のエコカー戦略
2016年は自動車メーカー各社のエコカー戦略が見えてきた年だった。世界的には航続距離の長い電気自動車(EV)の開発競争となっている模様で、燃料電池車(FCV)を本命に据える日本メーカーもEVへの対応を迫られている。米国カ…
【企業】ポルシェの車がすべてEVになる未来もありうる
独高級スポーツカーメーカー・ポルシェが日本市場での存在感を急速に高めている。1000万円以上もする売れ筋モデルが飛ぶように売れており、2016年度上半期の販売台数は前年同期比7%増となった。16年7月には、ポルシェとして…
【新技術・電池】東京電機大、リチウムイオン電池向けに高容量の正極材を開発
東京電機大学工学部環境化学科准教授の藪内直明氏らのグループは、リチウムイオン電池の高エネルギー密度化に寄与する新しい正極材料の合成に成功した。合成に成功したのは、チタン・マンガン系の岩塩型酸化物。単位質量当たりのエネルギ…
【企業】デンソー、電動化の開発を加速する新組織
デンソーは2016年12月26日、2017年1月1日付で行う組織変更について発表した。今回の組織変更は「技術開発体制の強化」と「機能の強化」が目的になっている。技術開発体制の強化では、電気自動車(EV)などの電動化分野に…
【提言】世界レベルの技術力を誇る韓国、なぜEV開発が進まないのか
移動通信方式のCDMA(符号分割多元接続)は韓国が世界で初めて実用化に成功したが、サービス開始からしばらくは多くの批判を受けた。韓国のCDMA対応の携帯電話は海外では通話に使えなかったため、ビジネスマンは外国出張に別の携…
【新技術】日本精工、次世代自動車向け変速機付きインホイールモーターを開発
日本精工は次世代自動車向け変速機付きインホイールモーターを開発した。軸受やクラッチユニットなどの構成部品の製品化につなげることが狙い。2台のモーターを用い小型でも高い駆動性能を得られる独自方式を、自動車メーカーなどに提案…
【話題・超小型EV】光岡自動車、自社製小型パーソナルEVを温泉街に導入
大手自動車メーカーが新車開発で凌ぎを削る中、独自路線の商品開発を実践している小さな自動車会社「光岡自動車」。市販車をレトロタイプに改造・販売していることでお馴染みの同社ですが、その一方で小型パーソナルEVの開発も手掛けて…
【企業】Google社の「Waymo」、自動運転開発に与えるインパクト
米Google社の持ち株会社である米Alphabet社が、自動運転技術を開発する米Waymo社を設立すると発表した。自動運転技術を使った製品やサービスの実用化に向けてGoogle社は大きく舵を切ったことになる。日本からは…