日産自動車は、液体のバイオエタノールから発電した電気で走行する新しい燃料電池車向けシステム「e-Bio Fuel-Cell」の技術を公表した。走行中はもとより、燃料の生成過程でも二酸化炭素(CO2)が発生せず、従来の燃料…
【新技術・超小型EV】三井化学など、薄くて快適なEV座席
三井化学が研究開発部門の改革に乗り出した。電気自動車(EV)ベンチャーのリモノ(東京・中央)と素材の開発で協業したほか、社外デザイナーの手を借りて、素材の新たな用途を探る活動を始めた。製品はしっかりと作るが、保守的で「お…
【企業】日産、中国で低価格EV
日産自動車は価格を現行モデルより3割程度抑えた「低価格EV(電気自動車)」を中国市場に投入する。提携先の中国自動車大手、東風汽車集団と共同開発する。中国は大気汚染の改善や産業育成を狙い、国を挙げてEVの普及を進めている。…
【未来】これが未来のMINI?「次の100年」示す
BMWグループのMINIは6月17日、MINI『VISION NEXT 100』を発表した。同車は、BMWグループの創業100周年を記念して開発されたコンセプトカー。3月7日の創立100周年記念イベントにおいて、初公開さ…
【超小型EV】新型モビリティ「i-ROAD」魅力は一体なに?
“車のような快適さ”と“バイクのような軽快さ”、双方を併せ持つ小型電気自動車「i-ROAD」の開発を、トヨタ自動車が進めている。“現在の都市に合わせた車を作りたい”という想いから誕生したi-ROADは、幅87センチという…
【インフラ・提言】「架線なし」蓄電池電車が世界で増える理由
自動車好きでなくても、ハイブリッドカーがどのような仕組みで走るかは大体お分かりだろう。エンジンの他に駆動用蓄電池(バッテリー)を積み、エンジンで発電機を回したり減速時にエネルギー回生を行ったりして電気を貯め、必要に応じて…
【話題】IBM自動運転分野に参入、乗客インターフェイスに利用した電気ミニバス
IBMは自動運転分野に大々的に参入したことを明らかにした。ただし実際に自動車を作るのではなく、自動運転に興味深い機能を提供する頭脳としての役割だ。IBM Watsonの人工知能が電気自動車のOlliの乗客インターフェイス…
【企業】VW、電気自動車の販売拡大へ
ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、去年発覚したディーゼル車の排ガスを巡る不正を受けて環境への対応を重視し、電気自動車を今後10年間で30車種以上投入して、年間の販売目標を200万台から300万台とする方針…
【市場】2040年、風力+太陽光が石炭火力を超える
エネルギー分野の有力な調査機関であるBloomberg New Energy Financeが2040年の市場予測をまとめた。石炭と天然ガスの価格が長期的に30%以上も下落する一方、風力と太陽光の発電コストは41~60%…
【新技術・話題】ソーラー充電が可能なプリウスPHV、太陽光でどこまで走るか
トヨタ自動車(以下、トヨタ)は「スマートコミュニティJapan 2016」(2016年6月15〜17日、東京ビッグサイト)で、新型「プリウスPHV」を日本初展示した。先代モデルよりEV走行距離を2倍以上に伸ばした他、太陽…