セント・アンドルーズ大学から、ローマ大学「ラ・サピエンツァ」、IBMまで。それらに共通する目的は、電気自動車の救世主と目されているリチウム空気電池の完成だ。この解決策によって、リチウムイオン電池を大きく上回るエネルギー量…
【新技術】BMWモトラッド、量産電動スクーター「C evolution」を発表
ビー・エム・ダブリューはこのほど、電動スクーターの量産モデルとなる「eスクーター」のプロトタイプとして「C evolution」を発表した。ガソリンエンジンを搭載したスクーターと同等の性能や長い航続距離をカバーしていると…
【提言】EV普及に向けた本格的なテストはこれから
日産によると2011年8月22日時点で、LEAFは全世界で1万2087台が出荷されたという。そのうち5287台、つまり全出荷の44%が「ガソリン社会大国」の米国市場向けである。この事実は、2015年までに米国で100万台…
【企業】日産、対米販売エコカーのLi電池を日立製に
日産自動車は、2013年に米国で発売するエコカーに搭載するリチウムイオン電池に日立製作所グループ製を採用する。日産は、NECグループとの間でリチウムイオン電池の合弁会社があるが、より安い価格で調達するのが狙いだ。日産の「…
【新製品」】テスラEVモデルS、フルテスト
米国のテスラモーターズが6月下旬、米国での納車を開始した新型4ドアEV、『モデルS』。同車を米国の自動車メディアが、徹底的にテストしている。このテストは、『INSIDE LINE』が実施したもの。クローズドコースにモデル…
【提言】リーフにはLiバッテリーだけでなくEVに関する膨大な知見が積みあがっている
日産は、1997年に世界で初めてリチウムイオンバッテリーを使った電気自動車を発売。2005年の東京モーターショーでは、リーフに採用されているラミネート型リチウムイオンバッテリーを搭載したコンセプトカー「PIVO」を発表し…
【企業・海外】ボッシュ・グループ、寧波北斗科技と合弁会社設立を計画
中国、上海/寧波 – ボッシュ・グループは、e-スクーター用モーターのメーカーである中国の寧波北斗科技有限公司との合弁会社設立を予定している。なお、この新会社にはボッシュが過半数を出資する。合弁会社は、e-ス…
【提言】アメリカに振り回されっぱなしのEV この流れはいつになったら変わるのか
「やはり、もたなかったか…」。EV(電気自動車)など次世代車ビジネス関係者の多くが、そう漏らした。2012年8月8日、経営不振に陥っていた米リチウムイオン二次電池ベンチャーの「A123システムズ」は、中国自動車部品大手「…
【提言】原発反対vs推進の二項対立から脱却、そしてリアルな原発のたたみ方
私は、エネルギー・環境会議が提示している「ゼロシナリオ」、「15シナリオ」、「20~25シナリオ」という3つのシナリオのうち、2030年度の日本における原子力発電の依存度を15%程度と見込む「15シナリオ」を支持するもの…
【インプレ・海外】私はこれまで、自宅以外で充電したことがない
我が家は2011年7月に、日産自動車の電気自動車(EV)「LEAF」を購入した。「国土が広い米国でよくEVを買ったなあ」、と思われる読者もいるかもしれない。確かに、現在のEVには一回の充電で走行できる距離に制約がある。そ…