超低燃費を追求した次世代の電気自動車のコンセプトモデルと、それとは対照的な超大型の電動フルトレーラシステム。今までにない新たなコンセプト車両の開発にいかに取り組むか。日本自動車研究所のFC・EV研究部 性能研究グループの…
【提言】ホンダEV開発エンジニア、「自由な移動の喜びと持続可能性を実現するクルマ作り」
「現代社会は人口増、エネルギー枯渇、地球環境問題のトリレンマ(三重苦)を抱えている。ホンダが目指しているのは、その中で自由な移動の喜びと持続可能性を実現するクルマ作りです」。1月19日、オートモーティブワールド2012で…
【新技術】東レ、熱可塑CFRPの強度高める技術
東レは、炭素繊維と熱可塑性樹脂の複合材料(熱可塑CFRP)において、両者の接着性を高める技術を開発した。これにより、強度の高い熱可塑CFRPを造れるようになる。既に家電製品の準構造部材に採用されており、同社は今後も家電製…
【新技術・電池】産総研、Li空気電池とLiキャパシタを一体化した電池開発
産業技術総合研究所の周豪慎(しゅうごうしん)上席研究員らの研究グループは、大容量な次世代二次電池として期待されている「リチウム空気電池」と、リチウムイオンキャパシタを一体化した電池を開発した。瞬間的にどれほどの出力を出せ…
【市場・電池・スマートグリッド】富士キメラ総研、有望な電子部品・材料市場を調査
富士キメラ総研は、太陽電池や蓄電池、エコ照明、スマートグリッドなどに関連する世界の有望な電子部品・材料市場を調査した結果を発表した。調査対象118品目の内、2011年に市場規模が1,000億円を超え、かつ、2016年の市…
【市場・電池】富士経済、電力貯蔵・動力分野電池世界市場の調査結果
富士経済は、ハイブリッド自動車や電気自動車などの次世代自動車や、非常用電源・系統安定化に使用される電力貯蔵装置などを対象に応用製品と搭載される蓄電デバイス・その部材の世界市場について、調査を3回に分けて行う。その第2回目…
【新技術・新製品】パナソニック、中国向けに車載汎用フィルムコンデンサを開発
パナソニックエレクトロニックデバイスは、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)に向けた汎用のフィルムコンデンサを開発した。特定の車両ではなく、複数の車両への搭載を狙った「汎用品」(同社)と位置付けたのが特徴。主に中…
【提言】電気自動車、もう一つの目的は社会インフラ
電気自動車(EV)「日産リーフ」の発売から1年、日産は、EVの普及だけでなく新しい生活や社会作りを提案する。2011年10月に発表した中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2016」によって日産の環境戦略は何を…
【電池】EV用リチウムイオン二次電池を再利用する取り組みが重要
リーフのリチウムイオン二次電池は、繰り返し使って容量が70%まで低下した時点で寿命となる。ただし、寿命に達した後もさまざまな用途で利用できる。電気自動車(EV)が内蔵する電池の量は非常に多い。寿命に達した電池をどう使うか…
【提言】リチウムイオン電池などの発明は全て日本人、これらの技術を使った新しい車の時代がやってくる
かつてモノづくり立国として世界をリードした日本が、リーマンショック、そして東日本大震災により、製品製造の見直しを余儀なくされている。そんな中、工業製品は、便利・安いといった「機能的価値」にとどまらず、顧客にとって特別な意…