自動車研究開発の東京アールアンドデー(東京)とスーパーのカスミ(つくば市)などは5日から、既存の中型トラックを電気自動車(EV)化した車両を使い、つくば市茎崎地区で移動販売の実証走行試験を始める。EVを利用した移動販売は全国初の取り組み。つくば市役所で2日、視察会が開かれ、完成した車両が関係者にお披露目された。東京アールアンドデーが採択を受けた環境省の地球温暖対策技術開発等事業の一環で、カスミが移動販売を担い、伊藤忠商事、エネルギー総合工学研究所、つくば市も実験に協力。二酸化炭素(CO2)削減効果や既存トラックのEV化技術の検証、買い物弱者対策を進める。
EV化トラック使用つくばで移動販売 CO2削減効果など検証（茨城新聞）