【インフラ】米SAE、EV用急速充電器のコンボコネクタ方式を公開

SAE(米自動車技術会)の「2012 Hybrid Vehicle Technologies/Electric Vehicle Symposium」で、欧米の自動車メーカーが世界標準を狙う電気自動車(EV)用充電コネクタ「コンボコネクタ」の詳細を説明した。コンボコネクタは交流による普通充電用のコネクタと、直流による急速充電用の二つのコネクタを上下に並べたもの。米国向けの「コンボ1」と欧州向けの「コンボ2」がある。コンボ1では、普通充電用を「SAE J1772」規格に対応した5ピンとし、その下部のDC充電用に2ピンを備える。コンボ2では、普通充電用を欧州での3相交流に対応した「IEC 62169-2 Type2」の7ピンタイプ(ドイツREMA社製)とし、その下部にDC充電用の2ピンを配置する。両コネクタの規格は、SAEとDIN、さらにIEC(国際電気標準会議)において共通のものとすることで、開発や量産化に向けた試験を同調させるとした。なお、両方式とも、車両と充電器とのデータ通信は電力線通信のPLC(Power Line Communications)を使う。

SAE、EV用急速充電器のコンボコネクタ方式の詳細を公開(Tech-on)

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