天然ガス(LNG)から電力と熱を生み出すコジェネレーション(熱電併給)やガス空調機(GHP)を、電力に頼らず自立運転するメーカーの実証実験や商品開発が活発化する。ホンダは今春、家庭用コジェネを自立運転する実証をさいたま市で始める。パナソニックは業界に先がけ停電時も運転できる業務用GHPの受注を4月に開始する。政府が2012年夏に策定する革新的エネルギー・環境戦略に“LNGシフト”の強化が盛り込まれることが濃厚。今後の電力不足も見据えガス機器やインフラの技術が再評価されそうだ。
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