【市場・海外】米自動車業界、HVのコスト高 EVのバッテリー不安 潮流は電気ではなく天然ガスへ?

米ミシガン州デトロイトの会場では今年も、メーカー各社が新型のハイブリッド車(HV)やプラグイン電気自動車(EV)を続々と発表し、省エネ技術と一新されたデザインの売り込みに躍起だ。しかし、こうした盛り上がりの裏で、エコカー市場をめぐってメーカーは懐疑派と楽観派に二分されている。米自動車業界が近年、エコカーに積極的に投資しているのは、コール氏によると政府の催促や支援ゆえだ。米政府はメーカーに対し、全モデルについて燃費を向上させるという厳しい目標を課しており、これを達成するため各社はエコカー頼みに走っているのだ。フォードは今週、中型セダン「フュージョン」2013年バージョンを発表した。ガソリン車、HV、プラグインHVの3タイプで発売予定だが、マーク・フィールズ北米フォード社長によると、各タイプの生産台数は市場の動向を見て決めるという。そして、前年売り上げたフュージョン25万台のうち、HVモデルはごく少数だ。

エコカー戦略描けぬ米自動車メーカー、鈍い市場に二の足(AFP BBニュース)

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