【新技術】帝人や東レなどのCFRP素材車両に熱い期待

帝人は熱可塑製樹脂を使った技術で「1分の壁」を突破した。東レも試作車を発表。素材各社が自動車メーカーに採用を働きかける。今年10月、国土交通省と経済産業省は2020年度を目標とした、より厳格な乗用車の新燃費基準を取りまとめた。欧州でも来年、自動車のCO2排出規制が大幅に強化される。規制強化に伴い、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などのエコカーは普及期が視野に入った。燃費改善には、走行距離を延ばすための車体軽量化が欠かせない。鉄鋼メーカーや化学メーカーが素材開発に注力する中、炭素繊維複合材料(CFRP)に期待が集まる。CFRPは重さが鉄の4分の1、強度は10倍。東レを筆頭に、三菱レイヨン、帝人の日本勢3社で世界シェアの7割を握る。CFRPはトヨタ自動車の高級車「レクサスLFA」の骨格などに採用実績があるが、成型時間の長さがネックとなり、量産車には不向きとされてきた。だが今年、CFRPメーカーが量産を視野に入れた試作車を相次いで発表している。

素材メーカーが相次いで試作車発表 炭素繊維複合材料(CFRP)(ECO Japan)

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