【企業】シムドライブ試作2号車は普及型のEVに

電気自動車(EV)の普及を目指すベンチャー企業・シムドライブの清水浩社長は1日、開発中の試作2号車について、5人乗りを想定した実用性の高い普及型のEVにする方針を明らかにした。慶応大教授も務める清水氏が開発したインホイールモーター技術を用いて航続距離300キロ以上を達成した試作1号車「シムレイ」の高い性能を受け継ぎながら、車体サイズを小型化する一方で車室スペースを拡大して居住性を高める。来年3月29日にナンバーを取得した完成車を発表する。試作2号車は外資系自動車メーカーとして初めて参加する仏自動車メーカー「PSAプジョー・シトロエン」のほか、千代田化工建設など国内外の34社が参加している。東京ビッグサイトで報道関係者向け公開が始まった東京モーターショーに初出展し、ブースで記者団の質問に答えた。

シムドライブ、開発中のEV試作2号車は普及型(カナロコ)

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