早稲田大は20日、長野市内で、電動マイクロバスの運行実証実験を始める。環境に優しい公共交通づくりが狙いで実験期間は14年3月末までの2年4カ月。電気プラグを車体に接続する従来の充電方式と違い、地中に埋設した装置上に停車するだけで充電される「非接触充電方式」で、長期実験は国内で初。長野市が協力し、中心市街地循環バス「ぐるりん号」(長電バス運行)と同じルートを走り、採算性や安全性を検証して実用化を目指す。運行実験は、二酸化炭素(CO2)削減に向けた先進的な対策を実証する環境省「チャレンジ25地域づくり事業」に選ばれ、同大が受託した。事業費は11~13年度で計3億円。
【話題・地方自治】早大と長野市、非接触充電マイクロバスで運行実証実験
- 【話題】宇都宮の歯医者さん、「だれでも簡単に作れるEVが作りたかった」
- 【施策】日米欧が電気自動車産業普及で協力態勢