大林組は、スマートシティ関連の技術開発の一環として、大林組技術研究所に構築したマイクログリッドシステムについて、導入後1年間における節電効果などを確認した。低炭素社会の実現に向けて、現在、国内外においてスマートシティの開発や実証実験が多数計画・実施されている。大林組では、その中心的な役割を担うマイクログリッドシステムを大林組技術研究所に構築し、実証運転している。システムの構成は、昨年9月に完成した本館テクノステーションに設置した太陽光発電システム(150kW)、小型風力発電システム、コージェネレーションシステム(25kW×2台)、リチウムイオン電池が、研究所内実験施設の回生電力設備、商用電力などと組み合わせている。
【スマートグリッド・電池】大林組、マイクログリッド節電効果などを確認
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