カイナラタクシーを運行する「大和交通」は、電気自動車(EV)タクシーを県内で初めて導入し、奈良公園周辺を巡る観光タクシーとしての運行を始めた。電気自動車はガソリンを使わないため、走行中のCO2排出量がゼロという環境にやさしい車で、購入価格の約半分は奈良市と国道交通省からの補助金で賄った。導入車両は東大寺や興福寺、春日大社、春日山原始林など世界遺産周辺を巡る観光コースの運行に使用する。3時間コースで料金は1万5300円(予約制)。同社の北浦社長は「環境にやさしい車両は奈良のためにベスト。推進に協力していきたい」と話していた。
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