バッテリーなど自動車部品の製造・販売を手掛けるベンチャー企業TGMY(大阪市)は5日、自社開発した電気自動車(EV)「Himiko」が一回の充電で587.3キロを走破したと発表した。市販されているEVで走行可能距離が最も長い日産自動車の「リーフ」(200キロ)を大きく上回り、世界でもトップレベルという。TGMYの芦田隆社長は同日、開発の際に助成を受けた大阪府の庁舎でHimikoを公開。「充電一回で満タンのガソリン車並みに走るEVを実現できた」と胸を張った。
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