電気自動車(EV)やハイブリッド車に搭載されるリチウムイオン電池の再活用を事業として推進しようと、北九州市の産官学でつくる「リチウムイオン電池リユース・リサイクル研究会」が27日、発足した。同市環境局によると、自動車搭載のリチウムイオン電池の再活用に産官学が連携して取り組むのは全国で初めてという。研究会は今後、リチウムイオン電池搭載車が幅広く普及した場合を想定。廃車や交換によって廃棄される電池を、太陽光発電の充電用電池などへ再利用する仕組みのほか、リチウムイオン電池に使われるコバルトなどのレアメタル(希少金属)を回収、再資源化する手法について研究する。
【施策・電池】北九州市など産官学19団体がリチウムイオン電池再活用の研究会
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