中国企業がつかんでいる世界の電気自動車市場に新たな挑戦者が現れている。インドの鉄鋼最大手JSWグループが独立ブランドで電気自動車を作ると宣言し、サウジアラビアは政府系ファンドを利用して来年を目標に電気自動車の発売を準備中だ。
JSWグループのサジャン・ジンダル会長は2日に報道されたフィナンシャル・タイムズとのインタビューで、「われわれの構想は中国電気自動車の販売前哨基地にならないこと。インドで生産し、インドで付加価値を加え、インドで販売する電気自動車を作るだろう」と話した。JSWグループは3月に上海自動車とともに15億ドル規模の電気自動車合弁ベンチャー企業を設立した。上海自動車傘下ブランドMGの電気自動車を両社がともに生産・販売するというものだ。
インド「中国防ぐ」電気自動車挑戦状…サウジは韓国製部品搭載し参戦(Yahoo!ニュース/中央日報)