【施策・マイクロモビリティ】小型モビリティ 安全に 改正道交法 埼玉県警が対策チーム設置

埼玉県警交通総務課は1日、電動キックボードの普及や11月の改正道路交通法施行に先立ち、自転車や電動キックボードなど小型モビリティへの対策チーム「SMPT(Small Mobility Project Team)」の発足式を開いた。

同チームは交通部と地域部の約40人で構成。道交法改正を周知し、街頭などで安全運転を呼びかけるほか、取り締まりを行う。

発足式で、荻野長武交通部長は「近年普及してきた小型モビリティは多種多様な形態が存在し、交通秩序の観点からも早期対応が必要。対策を強力に推進したい」と話した。

11月1日から施行される改正道交法では、スマートフォンなどを見ながら自転車を運転する「ながらスマホ」や酒気帯び運転などに罰則が新設される。

また、電動キックボードなど小型モビリティを巡っては、昨年7月から、一定の基準を満たすものを「特定小型原動機付自転車」と位置づけ、ヘルメット着用が努力義務となっている。

小型モビリティ 安全に 改正道交法 埼玉県警が対策チーム設置(47NEWS/東京新聞)