【企業・電池】「トヨタの本気度示した」EV電池工場新設…九州・山口の経済けん引する自動車産業に変革の波

九州・山口には自動車関連企業が集積し、地域経済をけん引してきた。トヨタが地域で初めてとなる電気自動車(EV)向け電池工場を新設する方針が明らかになったことで、変革が本格化しそうだ。

1976年に日産自動車九州が福岡県苅田町で車両の生産を始めて以降、92年にトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)、2004年にダイハツ九州(大分県中津市)と続き、九州の自動車関連企業は1200社を超える。山口県防府市にはマツダの工場もある。

存在感は巨大で、九州の20年の製造品出荷額に占める自動車などの「輸送用機械器具製造業」は19%(4・4兆円)と、産業別でトップだった。輸出面でも金額ベースで23年度の九州経済圏の中で最大の約3割を占めた。

「トヨタの本気度示した」EV電池工場新設…九州・山口の経済けん引する自動車産業に変革の波(読売新聞オンライン)

 

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