東日本大地震や相次ぐ原子力発電所の活動停止により、エネルギー供給の在り方が問いただされてきている。こうした状況は、次世代自動車の有力候補として挙げられている電気自動車(EV)の普及にどのような影響を及ぼすのだろうか。エネルギー施策やEV普及に深く携わり、「電気自動車開発技術展(EVEX)」の実行委員長も務める大聖泰弘(早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科)教授に、EVを取り巻く現状、そして課題を聞いた。
【提言】EVを取り巻く環境は逆風と言えるが、知恵を出す大きなチャンス
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