北米トヨタは5月31日、米南部ケンタッキー州の工場で2025年から、電気自動車（EV）の生産を始めると発表した。生産するのは、新たに開発する3列シートのスポーツタイプ多目的車（SUV）。同年にノースカロライナ州で稼働する予定の車載用電池工場に21億ドル（約2900億円）を追加投資することも発表した。
バイデン政権は気候変動対策の一環でEVの普及に力を入れるが、購入促進策の対象は北米生産車に限定しており、国内外のメーカーが米国生産に注力している。北米トヨタのテッド・オガワ社長は「できるだけ多くの二酸化炭素（CO2）排出量をできるだけ早く削減することを約束する」とコメントした。
トヨタがアメリカで2025年から電気自動車を生産へ 「CO2排出量をできるだけ早く削減する」（東京新聞）
トヨタ、米で初EV生産へ 電池工場に2900億円追加投資（日本経済新聞）