【自動運転・海外】韓国の研究機関、自動運転のロボタクシーに「社会の変化導く潜在力」

韓国自動車研究院はこのほど、「高度な自動運転交通サービスである『ロボタクシー』は、さまざまな社会的変化を導く潜在力がある」と指摘し、関連技術の開発や投資拡大の必要性を強調した。

同研究院は「ロボタクシーの現在や主要課題」という報告書を通じて「韓国をはじめ米国、中国など主要国の企業が、ロボタクシーサービスに要求される自動運転レベル4以上の技術開発のために実証を進めている」と明らかにした。

自動運転レベル4は、指定された条件で、人の介入なしに車を運行できる技術を指す。

報告書は、米中ではすでに安全要員が搭乗していないロボタクシーの運行許可制度が施行されている点に言及している。高度な自動運転システムを開発するのに多くの費用がかかるものの、従来のタクシー事業の短所である「車両の稼働率」のアップなどが可能だと強調している。

ただ、韓国では技術開発の遅延や資金事情の悪化が見られると懸念が示されている。同研究院は「ロボタクシーの商用化には費用とともに社会的価値などが明確に提示されなければならない」と指摘している。

韓国の研究機関、自動運転のロボタクシーに「社会の変化導く潜在力」(Yahoo!ニュース/KOREA WAVE)

 

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