【話題・提言】日本政府がEV普及を後押しするのは意味不明…「バッテリーは中国製がダントツ」という不都合な真実

欧米諸国では、ガソリン車を避けて電気自動車(EV)を積極的に普及している。モータージャーナリストの岡崎五朗さんは「この『EVバブル』ともいえる状況には、重要な問題点が欠けている。欧州の真似をすれば、日本はますます貧しい国になる」という――。

2021年7月14日。EUの行政執行機関である欧州委員会が、2035年にハイブリッド車を含むエンジン搭載車の新車販売を禁止する「草案」を提出した(※)。2035年と言えば、わずか14年後。

次のクルマはエンジン付きが許されるが、その次に買うクルマはEVかFCEV(水素燃料電池で発電した電力で走る電気自動車)か合成燃料に限定される、というタイムスケジュールだ。ただしFCEV開発で遅れをとっている欧州の状況を考えれば、事実上EVに絞った一本足政策と考えるべきだろう。

日本政府がEV普及を後押しするのは意味不明…「バッテリーは中国製がダントツ」という不都合な真実(プレジデントオンライン)

 

 

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